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コラム

2020/09/25

老後資金を計画的に貯めたい!「iDeCo」って?

2020/09/25

※一部内容に誤りがあり2020/9/28に変更を加えております。


タイプ別の資産運用、今回のテーマはiDeCoです。
老後のためにお金を準備したい人は、まずは、iDeCoから始めてみませんか?

そもそもiDeCo(イデコ)とは

iDeCoは、老後のために毎月積立をして、老後に積立金を引き出す制度です。
積立ができる商品は金融機関によって異なりますが、主に定期預金、年金保険、投資信託です。この中から自分の好きな商品を選んで積立をするのですが、積み立てるだけならiDeCoでなくてもできます。

では、iDeCoを選ぶメリットは何でしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。

iDeCoのメリット

1. 所得税と住民税の節税ができる

iDeCoで節税ができることを、聞いたことはありませんか。iDeCoで積み立てたお金は、経費として収入から差し引くことができます。

例えば、年収300万円の人がiDeCoをはじめたとしましょう。年収300万円なら所得税率は5%でしょう。住民税は誰でも10%ですから、合計税率は15%です。
毎月2万円を積み立てるとすると、年間24万円を経費として収入から差し引けます。したがって、その経費に係る税金24万円× 15%=3万6,000円を節約できるということです。iDeCoをすることによって、60歳まで毎年3万6,000円の税金を減らせるということですね。なお、2022年からは、国民年金被保険者であれば、最長65歳までiDeCoを続けられるようになります。

ところで、住宅ローン控除があると、節税できないのでは?と心配する人がいます。しかし、住宅ローン控除で所得税がゼロになっていても、住民税はローン控除の上限があるため、払っている人が多いものです。であれば、iDeCoで節税が可能になるでしょう。

しかし、何より節税はメリットの1つであり、iDeCoの目的ではありません。iDeCoの目的は老後資金を作ることですから、老後資産形成を考えるならiDeCoを始めることをお勧めします。

2. 運用益が非課税

iDeCoの2つ目のメリットは運用して利益が出たとしても、その利益には税金がかからないことです。
このメリットはNISAやつみたてNISAと同じです。利益が出ても税金がかからないわけですから、資産が増えるチャンスのある投資信託で運用して、非課税のメリットをたくさん得たいですね。

3. 受け取り時に税制優遇がある

iDeCoは受け取る時に税金がかかります。
しかし、受け取り時も税制優遇を受けられます。受け取り方は一括受取と分割受け取りの方法がありますが、一括で受け取る場合は、非課税の上限額があり、その上限額は積立期間が長いほど大きくなります。

例えば、20年積み立てた場合の非課税上限額は800万円ですが、それ以上積み立てると一年積み立てるごとに70万円上限がアップします。21年積み立てると870万円まで非課税で受け取れるということです。
ただし、この上限は、会社の退職金がある場合、退職金とiDeCoを合算した上限になります。

iDeCoのデメリット

1. 60歳まで引き出せない

注意したいことは、60歳まで積み立てたお金を引き出せないことです。
しかし、60歳前に引き出し可能にしてしまうと、老後資金を作れませんから、視点を変えるとメリットともいえますね。

iDeCoは最低5,000円から積立が可能ですから、積立が苦しくなったら積立金額を引き下げる対策をとることができます。積立ができないほど、家計が悪化した場合は積立を停止して運用だけ行うことも可能です。

2. 手数料がかかる

iDeCoで積立をするなら、毎月最低171円の手数料がかかります。
これは、国民年金基金連合会と事務委託先金融機関への手数料です。

このほか金融機関によっては金融機関独自の手数料が発生する場合があります。iDeCoを始めるなら、手数料も気にして金融機関を選びたいですね。

3. 事業主の印鑑が必要

iDeCoを始めるにあたっては、会社員なら会社の印鑑が必要です。

コロナで在宅ワークが多くなった今、書類に印鑑をもらうのが大変という人が増えています。
少し先の話ですが、2022年にはこの手続きが不要になるよう手続きが進められているようです。

いつ始めればいいの

iDeCoをいつ始めるべきなのか、タイミングを計ってはいけません。資産運用でタイミングが大切なのは、一括投資をする場合です。iDeCoは積立投資ですから、タイミングは関係ないと言えるでしょう。

むしろ、メリットの1〜3を考えると、長期間運用すればするほどメリットが大きくなりますから、スタートは早ければ早いほど良いと言えるでしょう。また運用することを考えると、長期であればあるほど有利になりやすいと言われていますから運用面においても早いほうが良いと言えそうです。
(参考コラム:『100円からはじめられる!「つみたてNISA」とは?』

まだiDeCoを始めていないなら、iDeCoで資産運用を始めて、老後資金づくりをスタートしてみてはいかがでしょうか。

(テキスト監修:ファイナンシャルプランナー 前田菜緒 https://ameblo.jp/familymoney

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