• トップ
  • おしゃべりルーム
  • おかね調査隊
  • まなびルーム

コラム

2021/2/8

リスクを極力減らしたい…!そんな人でもはじめられる投資ってある?

2021/2/8

投資をはじめるにあたり、多くの人が心配するのがリスクです。リスクが気になって投資をはじめられない人も少なくありません。

そこで、今回はリスクの考え方や付き合い方について考えてみましょう。

そもそも投資におけるリスクとは

「リスク」は和訳すると「危険」です。そのため、「生活が脅かされること」や「損をすること」、「元本割れをすること」などをリスクと考えている人は多いのですが、投資の世界のリスクは少し意味が違います。

少し言葉が難しいのですが、投資の世界のリスクとは「リターンに対する不確実性」をいいます。「不確実性」とは、どれだけ価格がブレるかわからないということです。ブレる幅が大きければ、リスクが大きいと言い、ブレる幅が小さければリスクが小さいといいます。下の表を見てください。これは、A商品とB商品の価格推移を表しています。

AよりBの方が、価格の変動幅が小さいですね。したがって、AよりBの方が、リスクが小さいと言えます。そして、リスクが小さければ、リターンも小さくなり、リスクが大きければリターンも大きくなるという傾向があります。

では、私達は、これらのリスクに対してどのように付き合っていけばよいでしょうか。

リスクのない金融商品はない

どんな金融商品にもリスクはあるといえます。
例えば普通預金や定期預金。預金はペイオフで保護対象外にならない限り、元本割れしませんよね。しかし、一方で低金利ですから、ほとんど増えることもありません。

日本では1999年に初めてゼロ金利政策が導入されました。途中解除もされていますが、利息がほとんどつかない時代がずいぶん長いと感じませんか? 10年20年という長期間、お金を預けてもほとんど増えない時代なのです。これでは、将来必要になる金額を作れない可能性があります。10年、20年後に「お金が足りない!」では遅いのです。

将来必要になる大きな資金の一つが老後資金です。以前、自分の老後必要資金の計算方法についてのコラムを書きましたが、実際、不足金額が数千万円になる人は珍しくありません。それら大金を預金だけで準備するには限界があります。将来の必要資金を作るために投資をすることも必要な時代なのです。
(コラム:老後の自己資金はいくら必要?

だからといって、預金を極端に減らして投資をするのも逆にリスクです。預金を減らしすぎてはいけません。生活費の一年分の預金は確保しておき、それ以外の余裕資金で投資を行いましょう。

リスクを減らした投資方法とは

リスクは自分でコントロールすることができます。金融商品によってリスクの大きさが違うのはもちろんですが、投資方法や投資期間によってもリスクの大きさを変えられます。

一括投資より積立投資の方がリスクは小さくなる傾向にありますし、積立であれば短期投資より長期投資の方がリスクは小さくなる傾向にあります。したがって、低リスクから投資をはじめたいと思うなら、低リスクになる投資方法と金融商品を選べば良いのです。

なかでも、つみたてNISAは長期積立をする制度ですから、比較的リスクを小さくできる投資方法だといえます。さらに、つみたてNISAで分散投資を行えば、よりリスクを小さくすることができますね。つみたてNISAの分散投資については、こちらのコラムを参考にしてくださいね。
(コラム:あなたのリスク許容度を知ろう!「つみたてNISA」の運用を実際にはじめるには?

また、つみたてNISA以外の低リスク金融商品としては債券があげられます。債券にもいろいろありますが、個人向け日本国債については預金と同じ位の低金利ですから、先にお伝えした増えないリスクがあることにも注意が必要です。債券については、こちらの過去のコラムを読んでみてくださいね。
(コラム:手堅く運用する!?「国債・社債」って?

大切なのは自分に合った投資をすること

さて、これまでリスクを減らして投資をすることについてお伝えしてきましたが、大切なのは自分のリスク許容度を知り、それに合った投資方法を行うことです。リスク許容度が小さいのに、リスクが大きい商品に投資をしてしまうと、価格の変動に耐えられないかもしれません。そうなると「投資=危ないもの」というイメージになってしまうのですね。

したがって、自分がリスクにどれほど耐えられるか知ることはとても大切です。リスクとは価格のブレだと言いましたが、どの程度のブレまで耐えられそうでしょうか。ほとんどの投資商品は、過去の価格推移をウェブサイトで見ることができます。価格変動状況を確認するとリスク許容度をイメージしやすいかもしれません。

一般的にリスクが大きい投資はFXや株式投資、リスクが比較的小さい投資が債券や積立で行う投資です。積立投資は選ぶ商品によってリスクが変化しますから、リスク許容度の大きい人から小さい人まで利用しやすい投資方法と言えるかもしれません。自分に合った投資方法を見つけて投資をはじめてみましょう。

(テキスト監修:ファイナンシャルプランナー 前田菜緒 https://fpsdn.net/fp/nmaeda/

コラムを読んだ感想や、もっと知りたくなったコトを募集中!みんなのコメントから発見があるカモ!

トピックでコメントする

トピックでコメントする

※コメントするには、コミュニティに会員登録またはログインが必要です。