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コラム

2020/05/12

100円からはじめられる!「つみたてNISA」とは?

2020/05/12

今回のテーマはつみたてNISA(ニーサ)です。つみたてNISAって聞いたことがあるけれど、実はどんな制度か正確には知らないという方や、資産運用をやってみたいという方に向けて、つみたてNISAの基本をお伝えします。

つみたてNISAとはどんな制度?

つみたてNISAとは、投資信託で積立をしながら資産形成をする制度です。つみたてNISAのメリットは、なんといっても投資で得られる利益に税金がかからないという点です。本来であれば、税率は約20%ですから、税金がかからないメリットはとても大きいですね。

でも、そもそも投資信託がよくわからないと思う方もいるかもしれません。投資信託とは、投資家から少しずつお金を集めて、大きなお金にして、その大きなお金をプロが運用し得られた利益を投資家に還元する商品です。

現在、日本には投資信託が約6,000本あります。しかし、つみたてNISAで購入できるのは、このうち約180本(2020年3月時点)です。なぜ、こんなに少ないのかというと、手数料が一定以下であるなど、基準を満たしていないと、つみたてNISAの対象商品として認められないからです。この点で、つみたてNISAなら投資初心者でも、比較的安心して始められると言えるでしょう。

さらに、非課税期間は20年あり、いつでも引き出すことができます。引き出しの制限がありませんから、使いやすい制度と言えるものの、つみたてNISAは、通常の投資と同様に元本保証はありませんので、長期運用に適した制度だと考えられます。短期間で引き出す予定のあるお金は、つみたてNISAで運用しないようにしましょう。当分使う予定のない、余裕資金で行うことが大前提です。

つみたてNISAの改正

つみたてNISAは、当初2037年までの制度でしたが、2042年まで延長されることが決まりました。延長されるのは積立期間であり、非課税期間ではありません。非課税期間は20年と改正前から変更はありませんが、2023年までに積立を開始した分は、最長20年間非課税運用ができます。

安定運用のポイントは長期運用

長期で投資を行うことは安定運用のポイントの1つです。なぜ長期で行うことが大切なのでしょう。下記のグラフを見てください。このグラフは投資期間5年の場合と20年の場合のリターンを表したグラフです。

出典:金融庁「長期・積立・分散投資に資する投資信託に関するワーキンググループ」事務局説明資料より
(注)1985年以降の各年に、毎月同額ずつ国内外の株式・債券の買付けを行ったもの。
各年の買付け後、保有期間が経過した時点での時価をもとに運用結果及び年率を算出。

保有期間5年のグラフは、−8%から12%まで、損益が幅広くなっています。大きくプラスになる可能性もあれば、大きくマイナスになる可能性もあるということですね。ところが、保有期間20年の場合はどうでしょう。2%〜8%とリターンの幅が狭くなっています。これは、マイナスになったり、プラスになったりする年を何度か経験することで、プラスとマイナスが互いに打ち消し合い、平均化されるためです。

そのため、マイナスにもなっていませんが、プラスの収益率も少なくなっています。短期間だとプラスもマイナスも変動幅は大きいけれど、長期で運用を続けていれば、運用は安定してくるという結果です。ですから、長期間運用を続けることがとても大切ということなのですね。

とはいっても、経済が混乱すると、長期運用が必要と頭ではわかっていてもやっぱり怖いという気持ちにもなりますよね。それでもやっぱりつみたてNISAに興味がある方は、まずは最低金額の月100円から、はじめてみてはいかがでしょうか。月100円なら年間1,200円です。1,200円で投資の体験と勉強ができればコストパフォーマンスは良いと思いませんか?




このコミュニティでも、投資をはじめた人は、「コツコツ続けたほうがリスクが少なく利益が出ることが分かってきた」「毎月増えていくのが楽しみ」などのコメントを書いていただいていますね。中には、つみたてNISAで「無駄遣いが減った」という方まで。

投資をはじめてみると、投資に対するイメージが変わるのはよくあることです。まずは、つみたてNISAで投資を経験することからスタートしてみませんか。

(テキスト監修:ファイナンシャルプランナー 前田菜緒 https://ameblo.jp/familymoney)

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