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コラム

2020/06/09

あなたのリスク許容度を知ろう!「つみたてNISA」の運用を実際にはじめるには?

2020/06/09

前回のコラムでは、つみたてNISAの口座開設方法をお伝えしました。みなさん、もう口座開設は済ませましたか?口座開設したら、いよいよ積み立てる商品を設定します。今日は、商品を選ぶときに知っておきたい「自分のリスク許容度」や、実際の商品の選び方についてお伝えしたいと思います。

自分のリスク許容度を考えよう

商品購入にあたって意識していただきたいこと、それはリスクです。自分が許せる範囲のリスクを知り、そのリスクに合った商品を選ぶということです。と、言われてもピンときませんよね。では、まず、リスクとは何かについてお伝えします。

「リスク」と聞くと、「損する」や「マイナスになる」というイメージをお持ちの方が多いですが、実はそうではありません。リスクとは、価格の変動幅のことをいいます。価格は、毎日上下に動きますが、その動く幅をリスクといい、幅が大きいものをハイリスク、幅が小さいものをローリスクといいます。

例えば、価格が10万円の商品に投資をする場合に、

・9万円〜11万円の幅で値動きする可能性が高い商品A
・5万円〜15万円の幅で値動きする可能性が高い商品B

があるとします。Bの方が価格の変動幅が大きいですよね。したがってAよりBの方がハイリスクというわけです。

リスクは投資先によって異なります。下記が一般的な投資先別のリスクとリターンの分布を示した表です。
※デリバティブなど複雑な仕組みで設計された商品は除きます。

この表を見ると、海外株式がハイリスク・ハイリターンです。大きな利益を得られるかもしれないけれど、大きな損失を出してしまうかもしれないということです。しかし、ここでハイリスク・ハイリターンの海外株式へ投資するのは怖いと思うのは早計です。なぜなら、リスクをコントロールする方法があるからです。

分散投資をしよう

分散投資という言葉、聞いたことありますか?分散投資とは、投資対象などを分散させることです。分散投資をすることでリスクをコントロールすることができます

突然ですが、皆さんは食事をバランスよく摂っていますか?食事はバランスよくと言いますが、もし肉しか食べない生活を送るとどうなるでしょうか?肉のタンパク質で筋肉がつくかもしれませんね。一方で、コレステロールが高くなってしまうかもしれません。

では、野菜しか食べない生活を送るとどうでしょうか。コレステロールは下がるかもしれませんが、タンパク質の摂取量が減り栄養失調になるかもしれません。では、肉と野菜を組み合わせるとどうでしょうか。

肉の高コレステロール問題は野菜が解決し、野菜の栄養失調問題は肉が解決してくれます。2つを組み合わせることで、コレステロールが高くなる、栄養失調になるリスクが小さくなりました。食事はバランスよくと言いますが、投資においても同じことが言えます。

たとえば、債券株式は全く別の資産で、一般的に逆の動きをすると言われています。一方が値上がりすると他方は値下がりするという関係です。2つを組み合わせることで、投資のバランスが良くなります。なぜなら、債券のマイナスを株式のプラスが補い、株式のマイナスを債券のプラスが補う、つまり肉と野菜の関係だからです。

しかし、残念ながらつみたてNISAには株式に投資をする商品はありますが、債券だけに投資をする商品はありません。つみたてNISAで債券に投資をするなら、「バランス型」と言われる投資信託を選ぶことになります。「バランス型」とは、最初から国内外の債券や株式に、プロがバランスを考えて投資をしてくれるパッケージ商品です。バランス型は、商品によってバランスのとり方が異なります。債券投資の割合が高いものもあれば、株式投資の割合が高いものもあります。

債券と株式に投資をすることで、分散投資を行えますが、その際、日本だけでなく海外にも目を向けることが大切です。国産品だけではなく、オージービーフやフィリピンバナナなど輸入品も取り入れることで、より多くの種類の食べ物を食べられるということですね。

このように、国内外の債券や株式に分散投資をすることで、リスクを抑えることができ、株式や債券、それぞれにどれだけの割合で分散をするか自分で選ぶことによって、リスクをコントロールすることができるのです

積み立てる商品を設定する際には、数ある投資信託の中から選んでいくことになります。これはSBI証券の投資信託を選ぶ画面の一部です。商品はたくさんありますが、様々な絞り込み方法があるので、分散投資を考えながら商品を見つけてみてください。

SBI証券「投資信託 パワーサーチ

つみたてNISAの“デメリット”ってあるの?

つみたてNISAのデメリットは、強いて言うなら、長期投資に適した制度なので、資産形成に時間がかかるという点でしょうか。しかし、長期投資は投資初心者にとっては始めやすい投資法なので、長期投資がメリットになるかデメリットになるかは人によると言えるかもしれません。 また、つみたてNISAで買える投資信託は、どちらかと言うと初心者向けです。ハイリスク・ハイリターンの商品で運用したい人には向いていないといえます。

積立する商品を選ぼう

さて、分散というリスクコントロール方法がわかったので、早速つみたてNISAの商品を選んでみましょう。1つに絞る必要はありません。たくさんの投資信託を少額ずつ積み立てる方法もあります。また、いつでも商品は変更できます。

まずは経験することです。ぜひスタートしてみてください。

(テキスト監修:ファイナンシャルプランナー 前田菜緒 https://ameblo.jp/familymoney

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