• トップ
  • おしゃべりルーム
  • おかね調査隊
  • まなびルーム

その他

2021/2/2

つみたてNISAとNISAの違い

2021/2/2

みなさん、こんにちは!フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。

これまでのコラムでは、お金への漠然とした不安をなくすために、まず老後に必要な資金を試算し、その資産を作っていくための手段として投資信託があるということをお伝えしました。また、投資信託の中でも、全世界に投資していく種類のものを選ぶという選択肢についてお話しました。

今回は、そういった投資をする際に活用したい制度、NISA・つみたてNISAについてお伝えします。

NISAの制度を使うと利益が非課税になる

株式や投資信託に投資をすると、売った時に得られる利益や配当に対して、約20%の税金がかかります。意外と高いのだなと感じられる方もいらっしゃるかと思います。しかし、NISAを使うことで、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品の利益が非課税になるのです。このNISAには、「つみたてNISA」「NISA」があります。簡単に違いをご説明します。

投資信託で長期・分散投資をしたいならつみたてNISA

投資信託で長期的に分散投資していきたいならつみたてNISAが活用しやすいです。

年間の非課税投資枠は40万円となっており、NISAよりも枠が小さいのですが、非課税期間は20年となっており、NISAよりも長く設定されています。そのため、コツコツ長期間にわたり投資額を抑えて資産を作ることを狙う方に向いているといえます。

投資対象商品は投資信託のみとなっており、中でも金融庁の基準を満たした特定の投資信託だけが買えることになっています。ここでは、手数料が安く、リスクを低く抑えながら利益を伸ばすことが期待される投資信託が選ばれていますから、初心者にとっては利用しやすい仕組みとなっています。

株式や投資信託で能動的に中期投資をしたい人

株式や投資信託で中期投資をしたい人にとってはNISAが向いているといえるでしょう。

つみたてNISAの年間の非課税投資枠が40万円であるのに対して、NISAは120万円と高く設定されています。対して非課税期間は5年となっており、つみたてNISAよりも短いです。つまり、中期的により大きな額を投資しながらリターンを得たい方にとって使いやすい制度です。
また、つみたてNISAとは異なり、投資信託だけではなく、株式やETFなど様々な金融商品から選ぶことができます。初心者の方にとって選択肢が多い中で選ぶことは難しいですが、投資に慣れている方にとって、商品は多い方が魅力的かと思います。

なお、非課税期間は5年となっておりますが、この期間が満了したあとでも、翌年のNISA非課税投資枠を開設し、そこに元々の非課税投資枠で投資していた金融商品を移すことで、再度5年間非課税で運用することが可能です。

そしてNISA、つみたてNISAいずれも、100円程度から投資をスタートすることができます。そのため、いきなり大きな額を入れるのは怖いという方も、お手軽に始めながら投資の勉強ができる制度といえるのではないでしょうか。


※投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。


フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

2017年にフィスコ入社。金融主要メディアや機関投資家への情報配信を行うかたわら、株式投資についてのセミナーにも講師や司会として多数登壇中。ミス首都大学東京2014。